OpenAIの創業者サム・アルトマン氏が新たな仮想通貨「ワールドコイン(WLD)」を発表
この記事のポイント
・OpenAIの共同創設者でCEOのSam Altmanが、Worldcoinという暗号資産プロジェクトを立ち上げました。
・このネットワークは、顔認証や虹彩認証などの生体認証を利用して、各ユーザーに一意のWorld IDを付与し、AIボットと区別します。
・現在、200万人以上の人々がWorld IDを持っています。
ChatGPTを開発した会社であるOpenAIの共同創設者のサム・アルトマンは、生体認証を使用する金融ネットワーク「Worldcoin」を立ち上げました。ワールドコインは他の仮想通貨に比べて、野心を持っています。
2023年7月24日に突如発表されたワールドコイン。そしてそして、バイナンスやOKXなど大手海外取引所への一斉上場を果たしたことから大きな話題となっています。
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このプロジェクトは3年間の構想を経ており、顔認証や虹彩認証などの生体認証を使用して、各ユーザーに一意の「World ID」を割り当て、人間と人工知能(AI)を区別します。WorldAppというアプリケーションがユーザーのWorld IDを保存し、Worldcoinトークン(WLD)の交換を可能にします。
Worldcoinは、自社のトークンの約20%を保有し、現在は米国では発売されておらず、最初の15年間で公共利用のために1000万トークンをリリースする予定です。プラットフォームはオープンソースと分散化のコンセプトに基づいて構築され、セキュリティはEthereumから継承されます。
ベルリンを拠点とするWorldcoinは、2019年の設立以来、Andreessen Horowitz、Khosla Ventures、Reid Hoffmanなどから1億2500万ドルを調達しています。
Worldcoinは、インドのCOVID-19対策やウクライナへの寄付金など、主要なイベントのクラウドファンディングがデジタルトークンを通じて簡素化できると主張しています。これにより、国境を越えた支払いがより簡単になる可能性があります。
これまでに200万人以上の人々が一意のWorld IDを取得しています。Worldcoinによれば、過去30日間にネットワーク上で6万件以上のデジタルウォレットの取引が記録され、過去7日間にWorldcoinネットワーク上で4万8000以上のアカウントが作成されました。
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